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NVIDIA GeForce RTX 3060 正式発表 発売は2月下旬を予定

 1/13 NVIDIA は GeForce RTX 3060 を CES2021にて正式に発表しました。 NVIDIA RTX 3060 は RTX2060 の後継モデル。 アーキティクチャに Ampere を採用、ベースコアは Ampere 初の GA106。 レイトレーシング機能では GTX1060 と比べ最大10倍の性能となり、大幅な性能向上を果たした。 価格は米329ドルで、日本では49,980円となる。発売は2月下旬を予定。 RTX 3060 はミドルレンジ向けGPUで、GA106コア と 12GB の GDDR6メモリを組み合わせる。 RTX3060Ti から CUDAコア が減少し、 4864コア から 3584コアへ、メモリバスも 256bit から 192bitへ減少している。 スペックは以下の通り。 GPU RTX3060 RTX3060 Ti RTX3070 RTX3080 アーキテクチャ Ampere 製造プロセス Samsung 8nm コア GA106-300 GA104-200 GA-104-300 GA-102-200 CUDAコア 3584 4864 5888 8704 RT Core 28 38 46 68 Tensor Core 112 152 184 272 Base Clock 1320MHz 1410MHz 1500MHz 1440MHz Boost Clock 1777MHz 1665MHz 1725MHz 1710MHz VRAM GDDR6 12GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6X 10GB メモリバス 192 bit 256 bit 256 bit 320 bit メモリクロック 15.0Gbps 14.0Gbps 14.0Gbps 19.0Gbps メモリ帯域幅 360GB/s 448 GB/s 448 GB/s 760 GB/s TGP 170W 8pin×1 200W 8pin×1 220W 8pin×1 320W 8pin×2 ベースクロックは下がるも、代わりにブーストクロックが大幅に引き上げられており、TDPは RTX2060 Super の175Wから170Wへ、性能面では RTX2060 比で大幅に向上しました。 さらに RTX3060Ti と違い、大容量の VRAM ...

intel 第12世代 Alder Lake を発表 10nm Enhanced SuperFin と Golden Cove + Gracemont のハイブリッド構成で 2021年下半期に登場?

 1/12 intel は CES2021 にて Alder Lake を発表しました。 これによると Alder Lake は Lakefield で使用された技術をベースに 大小のコア を組み合わせた ハイブリッド方式 となります。 これは arm の big.LITTLE や Apple M1 と同じ方式です。 Alder Lake ・ハイブリッドアーキティクチャ ( Golden Cove + Gracemont ) ・Golden Cove による更なるIPC向上 ( Skylake比で 50% アップ ) ・10nm Enhanced SuperFin ・Xe GPU へ移行 ・DDR5 対応 ・LGA1700 への移行 ハイブリッドアーキティクチャのベースは Lakefield で培った技術を元に Skylake比で IPC 50%向上させた Golden Cove と Cove系の設計を活用した Gracemont の組み合わせです。 製造プロセスは 10nm で デスクトップ向けとしては初の10nmとなります。 (そしてこれがモバイル、デスク共に最後の10nm世代となります) Tiger Lake にて使用された 10nm SuperFin の改良版 10nm Enhanced SuperFin を採用し、高性能向けCPUとしては初となる Golden Cove と Gracemont によるハイブリッドアーキティクチャ で Arm の big.LITTLE や Apple M1 と同様の方式で 高性能かつ低消費電力 なCPUとする予定。 デスクトップCPUではソケットも変更され、LGA1200 → LGA1700 へ、パッケージサイズも 37.5mm×37.5mm → 45.0mm×37.5mmへ変更となります。 メモリは次世代のDDR5でより高速に動作。 PCI-E5.0へ対応するとも言われています。 PCI-E5.0 自体は2019年5月に策定済みであり、2021年には対応した製品が登場するとも言われているので、Alder Lake で PCI-E5.0 も不可能な話ではありません。 (PCI-E3.0の期間が長かったこと、PCI-E4.0からPCI-E5.0への規格制定が早かったこともあり、PCI-E4.0は比較的短命になるかもしれ...

intel CES2021にてRocket Lake こと Core i9 11900K 発表 IPCは驚きの19%向上へ

1/12 intel は 次世代CPU Rocket Lake こと Core i9 11900K を発表しました。 intelは1/12日のCES2021にてフラグシップこと Core i9 11900K を発表しました。 発表によると Rocket Lake は 新たな アーキティクチャ、IPC向上、PCIE-4.0サポート、DDR4-3200サポート、新XeGPUの採用、レーン数の増大と多岐にわたり、 2016年に登場した Skylake アーキティクチャのから実に 5年ぶりの更新となります 。 これにより、ようやくintelは製造プロセス任せの性能向上から脱却しました。 (判断が遅い!!) またゲーミング性能でもライバル AMD Ryzen9 5900Xを上回り、最速のゲーミングCPUを奪還しました。 (なおその差は小さい模様・・・) ・Rocket Lake  ・新アーキティクチャの採用 ( Cypress Cove ) ・IPCの向上(19% up!!) ・PCI-E4.0へ対応 ・内臓グラフィック更新 ( Gen12 Xe-GPU ) ・14nm++++の採用?? (Cooper Lake 改良版14nm) ・intel Core i9-11900K ・8コア16スレッド ・シングル 最大5.3GHz / 全コア 最大4.8GHz ・DDR4-3200へ対応 ・新500シリーズチップへ対応 ・PCI-E4.0 最大20レーンサポート ( 先代は16レーンサポート ) ・ゲーミング性能 ベンチマークには、Total War:Three Kingdoms、Gears of War 5、Metro Exodus、Cyber​​punk 2077、Watchdogs:Legion、Farcry:New Dawn、Assassin's CreedValhalla などがベンチマーク対象となりました。 その性能はライバル AMD Ryzen9 5900Xと比べ、2~8% 高速となりました。  (うーん微妙・・・) 個人的にはAMDに負けると思っていたので驚きでした。 今回、Rocket Lake で 新たに採用した Cypress Cove (Sunny Coveからのバックボーン) により大きく性能向上に貢献すると共に intel にはまだアーキティクチ...

intel Rocket Lake 発売前から6.9GHzへOCされる

 1/10 新 intel Rocket Lake は発売前から液体窒素OCされ 6.9GHz へ到達しました。 intel Rocket Lake は第11世代のCPUで発売は3月頃とされており、性能も8コアへコア数が減りながらも高い性能と シングルスレッド最速CPU として君臨する予定の新世代CPUですが、発売を今かと待つ中、まさかの  液体窒素にて6.9GHzへ  OC されました・・・ (発売前から攻めすぎでは??) ソースはとある動画が元となっていますが、作者不明で色々と謎に包まれた動画と共に発売前から扱かれる Rocket Lake の姿がありました・・・  (もうやめて!intelのライフはゼロよ!!) この動画から拡張命令セット AVX512F と SHA が確認され Rocket Lake から新たにサポートされることからこのOCされているCPUは Rocket Lake と判明しました。 個人的にも調べていた Rocket Lake の情報とも一致したのでこの動画には驚きでした。 まあ、そもそも発売前からOCされた Rocket Lake が見れるとは誰も思わないですよね・・・ また、ソースによると有名なオーバークロッカーを雇い、Rocket Lake を CES2021 にて発表する可能性があるとのことです。 これは期待できますね。 なお、過去 CES2018にて 28コアのXeon をOCして5GHzへ到達させ、爆速CPUです!と発表しようとして「うっかりOCしたことを言い忘れた」ことがありましたが、今度は大丈夫だと思いたいです。 (ちなみにintelはこのOCをするため、産業用水冷装置にて冷却していました。 ) ソース:  Intel Rocket Lake-S CPU overclocked to 6.9 GHz using liquid nitrogen  (videocardz.com) ソース:  Intel: We 'Forgot' to Mention 28-Core, 5-GHz CPU Demo Was Overclocked  (tomshardware.com)

ASUS版 RTX3060 リーク VRAMは12GB

1/10 ASUS仕様の NVIDIA RTX3060 12GBモデルがリークしました。 ・RTX3060 スペックは GPU RTX 3060 Ti RTX 3060 コア GA104-200 GA106-400? CUDAコア 4862 3840 VRAM GDDR6 8GB GDDR6 12GB メモリバス 256 bit 192 bit メモリ帯域幅 448GB/s 384GB/s TDP 200W ?? RTX3060はGA106コアを使用、コア数は RTX3060Ti から 1280基 減った代わりに VRAM は 8GB→最大12GB になります。 6GB版は遅れているとのことでキャンセルもあり得るとウワサされているようです。 今回のリークでは2種類あるとされていた RTX3060 の 12GB版 で、ASUSのパッケージまで判明したのはこれが初めてとなります。 発表は CES2021 で行うかもしれませんが 発売は2月以降となりそうです。 性能が大幅に上がった Ampere シリーズですが 先代 RTX2060Super と比較してどこまで性能が向上するか楽しみですね。 (再びマインイングの足音が・・・ GTX10系のような争奪戦にならないことを祈ります・・・) ソース:  ASUS GeForce RTX 3060 TUF GAMING with 12GB GDDR6 memory leaked (videocardz.com)

Surface Laptop 3 vs Mac Book Air 比較・まとめ

2019年10月に発売された Microsoft Surface Laptop 3  と 2020年11月に発売された Apple Mac book Air。 10万円~の価格帯と優れたデザインで大学生や外出先で使う方に人気のある印象でそれぞれ似た立ち位置のモデルです。 今回はその2機種について比較、まとめていきます。 ※普段こういった製品比較はしないブログですが、ブログ用マシンの故障や元々使っていたPCメーカーの対応が悪かったこともあり、現時点で個人的に欲しいマシン2台をまとめてみました。 目次 ①各スペック ②良い点、悪い点 ③それぞれのまとめ ・スペック スペックはそれぞれこんな感じ。 Apple Mac Book Air Microsoft Surface Laptop 3 CPU Apple M1 Intel Core i5 ~ i7 (ice lake) GPU Apple製 GPU 7~8コア Iris Plus Graphics RAM 8GB~16GB 8GB~16GB ストレージ 256GB~2TB 128GB~1TB ディスプレイ 13.3インチ (2560 x 1600) 13.5インチ (2256 x 1504) バッテリー 49.9Wh 15~18時間 45.8Wh 11.5時間 本体サイズ 304.1×212.4×16.1 308×223×14.5 重量 約1.29kg 約1.265~1.288kg OS macOS Big Sur Windows 10 Home 価格 10万4800円~ 12万9800円~ Core i5 12万円6800円~ Core i7 19万800円~ Apple製 Mac Book Air (M1) は10万4800円 (SSD 256GB) ~と大変コスパ良いです。  ファンレスで静穏性高く、CPUの性能も 旧 Intel Core i5-1030NG7 から2倍へ SSDは 256GB~ とMac OS駄目じゃなければ断然こっちです。 Microsoft Surface Laptop 3 はCore i5モデルで12万6800円(SSD 128GB)~と コチラはSSDの容量が半分かつ、バッテリー持ちも悪く、値段も2万円以上高いという何とも微妙な感じです。 まあ、1年発売が違いますし、...

intel Core i9 11900K サンプル品でのベンチマークリーク シングル最速だけは守るIntel

 1/6 intel Core i9 11900Kのサンプル品でのベンチマーク結果がYoutubeからリークしました。 ・intel Core i9 11900K Core i9 11900K は第11世代のCPUで 14nm を引きずる最後の?デスクトップ向けCPUです。 アーキティクチャは Cypress Cove へ変更され、IPCは2桁改良されました。 ( Cypress Cove は Sunny Cove を 14nm 向けに バックポート した物 ) また、長らく  intelに 愛され続けた Skylake の後継でもあります。 ・ベンチマーク結果 (CPU-Z) スコア      ・シングル 708.7      ・マルチ 6443.9 ライバルAMD Ryzen9 5900Xが シングル 670 のマルチ 9710 で現時点では最速のシングルスレッド性能となりました。 また、シングルスレッド性能と共に爆熱CPUがセットとなりました。 pen4 Prescott の再来を思わせる PL1 125W PL2 250Wという intel製 8コアCPUとしては容易に想像の付く過去最強の爆熱っぷり・・・ 早く Alder Lake や FinFET の後継である Nanoribbon Transistor を出して欲しいものです・・・ ソース: Intel Core i9-11900K ‘Rocket Lake-S’ engineering sample tested  (videocardz.com)

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