intel 第12世代 「Alder Lake」 正式発表 発売は11月4日から開始 [更新] 一覧表追加
10/28 intel は 第12世代 Alder Lake-S を正式に発表しました。
intel Alder Lake-S は先ず Core i5~Core i9 の K、KF モデル から投入され、同時に各マザーボードメーカーからZ690チップセットを搭載したマザーボードが公開された。
Alder Lake から DDR4 or DDR5 、PCI-E5.0 を新たにサポートする。一部の製品では上位モデルのみが DDR5 へと対応するとみられる。
発売は 日本時間 11月4日 22時 。
製品一覧
Alder Lake-S での変更点
・PL1でもあった消費電力 (TDP) が Processor Base Power (PBP) へ変更
・PL2 が Maximum Turbo Power (MTP) へ変更
今回から TDP (消費電力) から PBP へ変更されたものの、従来の PL1 と同じ。
問題となるのは、従来の PL2 から置き換えられる MTP だ。
此方は、数秒間のブースト から 可能な限り長時間維持 するよう変更が入った。
これにより、Alder Lake では より高いピークパフォーマンスの持続が可能となるものの、
その分増える消費電力が問題となる。
マザーボード自体は各メーカーが対応した製品をリリースしてくれる為、コチラは問題は無いと思われるが、確実にCPUクーラーへの負担が増す。
(DDR5も高いのにCPUクーラーまで変えろと??)
従来の PL2 250W 数秒から MTP 242W へ下がってはいるが、冷却は考えていく必要があるようだ...
intel は Alder Lake から新たに ハイブリッド・アーキティクチャ を採用した。
2種類の コア は Thread Director technology によって、高性能コア「Pコア」 と 省電力性と性能を兼ね備えた「Eコア」の2種類のコアへ効率良くタスクを振り分ける。
また、Windows11 との組み合わせでは、CPUコアのタスク情報をwindows側のタイムスケジューラへ送ることで、より細かに Pコア、Eコアで処理するか振り分け効率化を図る。
利用するシーンによっては異なるが Ryzen 9 5950Xをも上回る性能を持つとしている。
製造プロセスは 長らくお世話になった 14nm から 新たに intel 7 (旧名 intel 10nm enhanced SuperFin) へと更新される。
これによりアーキティクチャ、製造プロセス共に切り替わる事となる。
(やはり Rocket Lakeはアーキティクチャの実証機であり、一応ライバル向け製品ではあったがそれにしても短命すぎた...)
長きに渡り支えた 14nm に敬礼!! と言いたいものの・・・
やはり6年は長く、気付は周回遅れとなった intel がアーキティクチャの改良と 新プロセス で業界を再びリードするのか、今後に期待です。
ソース: Intel announces 12th Gen Core “Alder Lake-S” CPU series with DDR5 and PCIe Gen5 support (videocardz)
ソース: Intel Shares Alder Lake Pricing, Specs and Gaming Performance: $589 for 16 Cores (tomshardware)
ソース: Intel Unveils 12th Gen Intel Core, Launches World’s Best Gaming Processor, i9-12900K (intel)
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